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製品情報圧電製品>圧電応用製品

 圧電応用製品は、ご使用形態にあわせたカスタム対応が可能です。  カスタマイズ参考資料

超音波モータ用圧電素子   圧電バイモルフ素子

  超音波モータ用圧電素子

  超音波モータ  特長  用途 カタログ


・ギアなしで高速・低速でも高トルクが得られる
・応答性が優れている
・保持トルクが大きい
・非磁性材料で構成できる
・構造が簡単

・カメラ自動焦点用レンズアクチュエータ
・医療機器の姿勢制御装置
・ビデオカメラ回転台
など

  
  超音波モータの動作原理

超音波モータの動作原理は、下図に示すように圧電振動子を励振させることにより弾性振動体(ステ-タ)表面に高次の曲げ振動を発生させ進行波を作ります。 そして、その上のスライダをステータに一定の圧力で圧着することにより、両者間に発生する摩擦力によってスライダを駆動させるというものです。
このように超音波モータの駆動力は、進行波型弾性屈曲波によって得られています。この方式のモータを進行波型超音波モータと呼びます。

弾性体円環板上に弾性屈曲波を発生させるには、圧電振動子を弾性体円環板の下に張りつけ、その振動子の伸縮運動を利用して弾性屈曲波を発生させます。
すなわち、弾性体円環板下面の圧電振動子は分極が施されていて、この振動子に交流電圧を加えるとそれぞれの区域ごとに伸縮運動をし、弾性体円環板上に 弾性屈曲波が発生するというわけです。

  圧電バイモルフ素子

  圧電バイモルフ素子  特長  用途  カタログ


・構造が単純
・低電圧で、数百μmの変位量が得られる
・消費電力が少ない
・電磁的雑音が発生しない

・圧電リレー
・バイモルフファン
・圧電バルブ
・流量センサ 等

   
  圧電バイモルフ素子とは
  圧電バイモルフ素子の動作原理
圧電バイモルフ素子は、厚み方向に分極された2枚の厚い圧電素子から構成されていて、内部に電極が埋め込まれ貼り合わせています。
このような構造を持つバイモルフに電圧を印加すると上部の圧電素子は圧電横効果によって縮み、下部の圧電素子は伸びます。その結果、全体としては上部に曲がることとなります。

電気エネルギー ⇒ 機械エネルギー
この先端の変位(ΔL)および発生力(F)は次式で表されます。

  標準形状品
type素子長さ(L)実質の長さ電圧変位量静電容量共振周波数
PZBA00030 48mm65mm20mmDC70V 0.6mm140nF103Hz
PZBA00031 33mm43mm4mmDC70V 0.3mm20nF190Hz

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